厳しい残暑がやわらぎ、過ごしやすくなると起こりやすくなるのが、乾燥による肌トラブルですね。
乾燥は顔だけじゃない!「手荒れ」にも注意が必要ですし、実は乾いた空気は、喉や肺にもダメージを与えてきます。
中医学的な考えでは、肺は肌や大腸とも繋がっていると考えられていますので、便秘にも影響してきます。
肺は潤いが必要な臓器で、乾燥を嫌います。
身体の水分代謝に深くかかわり、大腸とは表裏の関係にあると言われています。
喉のうるおい不足で、咳や痰
息切れや動悸、呼吸がしにくい
鼻水、鼻づまり
皮膚の乾燥や発汗異常
むくみ
便秘
など体の水分代謝が乱れると様々な不調につながります。
薬膳的な考え方では、白い食べ物が肺を潤すと言われています。
大根、れんこん、白ごま、百合根、山芋、はちみつ、梨、柿、ぶどうなど今の時期に美味しくなる野菜や果物と卵、牛乳、豆乳、豆腐、いか、豚肉、牡蠣などのタンパク質を組み合わせて食事をすると良いですね。
アレルギーや代謝に問題のある食材は、もちろん食べないでくださいね。
また、あまり一般的な食材ではありませんが、白きくらげも肺を潤す食材の代表です。
肌の保湿も大切ですが、体の中を潤すことから始めてみてください。
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