鈴木のり子のブログ

風邪か、花粉症か? なんとなく鼻水が…

なんとなく鼻水が出るような、風邪ひいたかな?と思っている方、

秋の花粉症にも注意しましょう!!

11月に入り、気圧も安定してきました。

気象病や偏頭痛がある方は落ち着いたい過ごしやすい時期ですね。

関東では晴れて日中は暖かいので過ごしやすいのですが、朝夕は気温が低く、少しずつ気温が下がって気温がきます。

風邪をひき、くしゃみ鼻水 鼻づまり、一般的な風邪の症状が長引いている方はいませんか?

風邪の症状と花粉症はよく似ています。

風邪の時のくしゃみ、鼻水はウィルスと免疫システムが身体を守るために働いている証拠です。

リンパ球が戦っているときはさらさらとした透明鼻水がでます。

風邪の初期症状です、前回リンパ球は病原体など体内に悪影響のあるものと戦って死ぬと顆粒球が処理をするということを書きましたが、顆粒球の死骸が多い鼻水は黄緑っぽい鼻水です。
いわゆる青っぱなになるとウィルスがいなくなり風邪が治っていく状態なのですが、いつまでも透明な鼻水だったり咳が止まらない場合、副交感神経症状が残っているので風邪とは別の話になります。 長引く風邪には薬は何の役にも立ちませんので自律神経調整をして直すのが早道です。
アレルギーで怖いのは、この引きずった副交感神経症状が引き金になることです。
風邪からの鼻水で免疫システムが亢進し、リンパ球がどんどん働状態で菌やウィルスのように明らかな敵がいない場合、本来敵ではない花粉やハウスダストを標的としてIgE抗体が増えていきます。
今の季節はブタクサやヨモギ、カナムグラなどの花粉や一年中何かしらが飛んでいるイネ科の植物の花粉に注意が必要です。
秋のイネ科の雑草 ススキやカモガヤ オアワガエリ等、名前は知らなくてもよく見かけるものが多いです。
また、夏に増えたダニのふんや死骸もアレルゲンになりやすい時期。
風邪が治りにくいと思ったらアレルギーを疑って見ることも必要です。
治りにくい風邪は、風邪ではありません。
副交感神経症状です。
長引かせるとアレルギーに移行しやすいのです。
自律神経調整でかんたんに良くなりますのでご相談ください。
また、アレルギー症状が出ているときは糖質を避けることで症状が少し収まることが多いです。
花粉症は糖質の代謝と深いかかわりがあります。
わたくし共では、本格的な花粉シーズンに入る前に、どの花粉に反応しているのか、アレルギー重症度、体質チェックなどもできます。
花粉症の方も花粉症が怪しい方も早めの対処が来春の花粉シーズンを楽に過ごせるようになります。
自己管理できることは風邪を長引かせないこと。
風邪薬で症状を抑え込むと長引きます。風邪をスパっと直すには思い切って熱を出し体温を38度から40度くらいにあげてリンパ球を一気に働かせることです。
忙しい現代人にはなかなか難しいですが、熱つめのお風呂でゆっくりと温まり体温をあげてすぐに寝ることで、熱が出たのと同じような状態にないりますのでお試しください。
そして、風邪薬よりビタミンC をしっかり摂ってリンパ球の応援しましょう。
風邪が長引くと、IgE抗体が活性化してアレルゲンが増える可能性が大きいです。
風邪じゃないのに鼻水が出る方は、体質チェックをお勧めします。

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