2009/6/19 病名判断?
椎間板ヘルニア、すべり症、脊椎管狭窄症。
腰や下肢に対する疾患の『ビッグ3』である。
脊椎管狭窄症とすべり症、それぞれ病院で診断された患者さんが相次いで来院された。
他の施術法もいくつか試されたが改善があまり感じられなかったようである。
ほとんどの患者さんがそうであるように、お二人がそれぞれ来院された時に画像診断のコピーなどの資料は無い。
患者さん自身が病院で診断された内容を私がお伺いして、理学的、神経学的などの私たちが許されている範囲の検査を行なう。
お二人とも病院からは『これ以上良くなることはないので悪くならないように注意しましょう』とそれぞれの病院で同じことを言われている。
検査を行なった所、お二人とも極度の酸素不足。
血中酸素濃度はお一人が96%、もうお一人が97%と数値では多少、血中酸素濃度が低いかなと言う程度であるが、問題は歩いたり身体を動かしたりした時の酸素供給にある。
呼吸が浅く口呼吸。
口呼吸を鼻呼吸に改善、深い呼吸法を練習していただいた。
結果、お二人とも腰の痛み、足のシビレは解消した。
当然神経的に皮質の左右性を整えることは行ったがメインは呼吸改善。
私共にとって病名は問題ではない、いかに患者さんが抱えている辛い症状を改善できるかただそれだけである。
故に保険が利かない高い料金を頂いている私たちの価値は症状を改善できるかどうかだけである。
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