院長のブログ

傷跡、瘢痕組織からの侵害刺激

40代の女性がアキレス腱の痛みで来院。
問診を行なうとアキレス腱の痛みの他に頭痛、肩こり、首、背中、腰の痛みと満身創痍の状態。
筋力検査では上肢、下肢、体幹とほぼ全ての筋肉が低下を起している。
この患者さんは1ヶ月ほど前に子宮と卵巣の腹腔鏡手術を行っていて腹部に7箇所穴を開けたという。
腹部の傷跡を刺激したところ、低下していた全身の筋力は正常値になり症状は、お帰りになる頃には痛みは半減していた。
手術の傷跡が瘢痕組織を形成し侵害刺激を発生、痛みを招いた典型的な例である。

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