院長のブログ

為す術なし

大学生の女性が左肩から腕にかけての痺れ(しびれ)で来院された。
3ヶ月前に風邪を引いて、それ以来腕が痺れ(しびれ)出したとの事
当初、病院で受診した所、血液検査、骨髄液検査などかなり大掛かりな検査を受けたが、結果原因が解らず3ヶ月が経過、現在はシビレに加え鈍痛を感じるようになった。
病院が行った検査は最善の処置であったと思われる
風邪を引いてから痺れ(しびれ)が現れたと言うことで多分、髄膜炎などの感染症を疑ったものと思われる。
しかし、幸か不幸か感染性の結果は現れず、原因不明。
原因不明となると手立ては無く、施術できずに時間が経過してしまった。
私の検査の結果では中枢系の機能低下と酸素不足で症状は改善した。
医療機関の機械的検査、これは重要である。何か重篤な疾患が潜んでいるかもしれない、このような検査で大事に至らなかった例は少なくない。
しかし、検査結果に何も出なければ為す術なしでは、実際に苦しんでいる患者さんには『原因不明』の四文字は不安で仕方がない。
この患者さんの改善の詳細は近々HPに掲載予定である。

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