院長のブログ

傷だらけの人生

7年前に脊柱管狭窄症で手術を受けている。
症状は腰部痛、それは手術を行った後も変化は無いと言う。
1ヶ月前に整体で腰椎が曲がっていると言うことで矯正を受けた、その直後から少し歩くと左足に痛み、休むと痛みが和らぐと言う間欠性破行が現れた。

筋力検査では全身の筋力が低下、つまり力が入らない。足を持ってちょっと動かすだけでも痛みを訴える状態である。
脊柱管狭窄症の傷跡が気になり傷跡を刺激しながら筋力検査を行うと足の筋力が正常な状態でしっかりと力が入る。
子宮摘出の手術も20年前に行っているとの事で検査を行うとここからも反応がある。

傷口2ヵ所を刺激すると、今まで歩くこともままならない状態だったのが、楽に歩けるようになった。

手術などの大きな傷跡が足、腰、首などに痛みを引き起こすことはよくある。
これで2回目以降の様子を見たいと思っている。

ご本人曰く『私の身体、傷(手術跡)だらけで、傷だらけの人生なんです』とおっしゃっていた。

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