鈴木のり子のブログ

 20代 女性 アトピー性皮膚炎 症例

20代女性のYさんは子供のころに脱毛で受診されていた方で、脱毛は改善して治療を終えた経緯がある方です。

今回はアトピー性皮膚炎のような感じで、お顔、特におでこや瞼の赤みや湿疹がでておられ

アトピー症状のほかにもATP(エネルギー)不足と思われる症状がいくつかあった方です。

受診当初の食生活は、毎日ポテトチップス1袋を一気に食べてしまうなど偏りがある方でした。ひどいときは、食べ始めたらやめられず3袋を食べることもあったとのことです。
ポテトチップスなどを過剰摂取されているので、ミネラル類が不足しているまたは上手く活用できていない状態と思われます。

ポテトチップスに限らず、甘いお菓子やパンやごはんはいずれも炭水化物です。

身体の中に入るとブドウ糖に分解されて細胞に入り、エネルギーを作りますが、ブドウ糖まで分解する力が弱い、ブドウ糖からエネルギーを作るときに使うビタミンやミネラルが不足していると、エネルギーが作れないので、脳はもっと食べてと信号を送ってきます。

だから、炭水化物を食べる手が止まらなくなります。

CFP代謝療法は、炭水化物を分解して細胞にブドウ糖を取り込み正常エネルギーを作れるようにします。

難しい言葉でいうとTCA回路からメチレーション回路までの機能を正常にしていくということです。

エネルギーをしっかりと作るには、食べる物の選び方も非常に重要になってきます。炭水化物だけでなく、タンパク質やビタミンやミネラル、良質な油もバランスよく食べる必要があります。

受診当初、食事代わりにお菓子を食べることもあった方ですが、治療と同時進行で、食事にも気をつけるようになってくれました。

野菜を食べること、身体にあったタンパク質を摂るようになり、菓子類は少しづつ減ってきました。

糖質の代謝を上げることからスタートし、そのあとは卵 乳 小麦 大豆など4大アレルゲンの治療までさせていただきました。

今は何でも食べて大丈夫、問題がおきなくなり、肌はきれいになりました。

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