立秋を過ぎ暦のうえでは秋ですが、季節としてはまだ夏。むしろ最も暑い頃といっても過言ではないほど、暑さがピークに達する時期ですが今年のお盆は台風から温帯低気圧に変わった大雨の影響で暑さは和らぎそうです。雨が去ると夕方には涼しい風が吹き、秋の気配を感じるようになりそうですね。
しかしながら、日中の日差しは9月くらいまではジリジリと照り付けるので日焼け止めは手放せないですよね。
今回は、毎日使う日焼け止めが肌に合わず、蕁麻疹のような赤みが3週間ほど続いたお子さんの事例です。
6月頃から日焼けを使い始め、虫よけスプレーを使うことがあったとのこと。
上のお子さんに卵アレルギーがあったのと、卵を食べた後に嘔吐があったとのことから、卵が原因かもしれないと懸念されていました。
上のお子さんのように、蕁麻疹が出たり引いたりではなく、ずっとでていたがだんだん薄くなり消えてしまいその後は出なくなったとのことで、当院に来た時には蕁麻疹は消えてきれいになっていました。
普段飲んでいる水やお風呂の水、皮膚につけるものをご持参いただき検査したところ、
原因となっていたのは日焼け止めでした。
蕁麻疹の原因ではけれども合わないものがありましたので、併せて使うのを控えた方が無難であることをお伝えし、原因物質の日焼け止めはアレルギー治療をさせていただきました。
日焼け止めのように、生活必需品で普段使っているものでも合わないものは肌に反応が出ることがあります。
付けてすぐに赤くなる即時性反応であればすぐに気が付きますが、遅延性反応だと原因が特定しにくいです。
今回は蕁麻疹が出ていたので、肌に余計なものはつけないほうが良いとお母さまが判断されて使っていなかったので自然に体から抜けて蕁麻疹が治まっていました。
自然に抜けるのを待つことが可能なら良いのですが、痒みを伴う場合などは、掻き壊してしまう場合がありますので早めに対処することをお勧めします。
お使いの日焼け止めは敏感肌用でお子様も使えるものではありましたが、子ども用の物ではなかったので、
石鹸で洗いい流せる子供用日焼け止め、アトピーのお子さんでも比較的問題が起きにくいハイム化粧品/チャイルドサンスクリーンミルク『むーくん』をご案内させていただきました。
生協や楽天、ヤフーなどで取り扱いされています
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