施術例

歩行困難 11歳 女性

バスケットの試合中突然意識を失う。
救急車を呼び救急隊員が処置をしようとしたところ意識は戻るが立つ事も歩く事も出来ない。

問診表より(原文)

四六時中の頭痛、立位・歩行困難、度々の腹痛、立った時のくらくら感、疲労感。

病院で診療を受け、OD起立性調節障害と診断を受ける。その後病院での施術を続けるも改善せず当オフィスのホームページを見て来院。
病院での施術が一ヶ月経過するが、症状の改善は見られず、母親によると返って悪くなっている様にも思えるとの事。
来院時は母親に寄りかかりやっと歩行、自力で立ち上がることが出来ない、手を貸して立たせても倒れてしまう、自力での移動は膝と手を着くかお尻を着いて前に進む、手で物を持っても落としてしまう、頭痛がひどく横になっている事が多い。
状態からしてもODの診断は症状の組み合わせによるものと思われるが、完全な歩行困難はODでは考えずらい。

検査

上下肢・体幹、ほぼ全身の筋力低下
ブラインドスポット右盲点の拡大(左脳の機能低下の徴候)
対光反射左反応低下
左軟口蓋下垂
左後半規管低下
脳神経3・4・6・12機能低下
複数の食物アレルギー反応
呼吸系の低下
各筋の伸張反射異常なし
眼球運動異常なし

施術

検査結果から左脳の機能低下が観察される。
右小脳への刺激伝達路を利用し左大脳の活性化、眼球運動を使い脳幹への刺激入力、抗重力筋への刺激、左後半規官への温熱刺激。一回目の施術終了後上下肢・体幹の筋力はアップしたが立位になるとバランスがとれず倒れてしまう。
施術させていただき二回目より卵のアレルギー除去を開始、卵のアレルギー反応が消えたところで筋力が安定。ビタミンCと小麦を除去、頭痛消失。残りのアレルギーを除去、杖を使用してのハイキングが出来るまでに改善。不安定さは有るが自力で通学、体育の授業も参加できている。
集中的な施術を終了し2~3週間に一度の通院と在宅ケアとしてパタカラによる顔面神経からの刺激で中枢を活性化するエクササイズとイメージトレーニングを行ってもらっている。
施術開始から4ヶ月経過、ほぼ歩行も安定、体育の授業にも問題なく参加できていると言う。

所見

アレルギーの影響により中枢からの神経伝達が阻害されたものと思われます。
地球上では常に重力に対しての抵抗作用となり、寝た状態よりも座った状態、更に立った状態が重力は大きく作用します、人間にとっての重力は恒常的な負荷である。

れます。なるべく水を汚さないこともおいしく、安全な水を飲むためには大切だということも忘れてはいけないと思います。

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