施術例

頭痛 嘔吐は肩こりが原因 37歳 女性

10年前に出産した時に右腕が肩より上に挙がらなくなった、それ以来肩こりが激しくなった。
常に肩は凝った状態、肩こりがひどくなると頭痛に移行し嘔吐してしまう、さらにひどくなると全身が震えだし動けなくなる。
非常に辛い症状にお悩みのすえ、当院に来院いただきました。

大脳の機能低下が検査結果

筋力検査において腸腰筋、横隔膜、大胸筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、菱形筋に筋力低下。
中枢神経の検査では左大脳の機能低下が観察される。

左大脳の活性化を目的に施術

左大脳の活性化のために右側の関節より刺激を入力。呼吸改善のため低下している筋肉を調整。在宅ケアとして深吐呼吸法を指導、呼吸改善を実施。
初回の施術で肩こり感半減、嘔吐は改善される、3回で施術終了。

妊娠出産に伴う呼吸筋への負担が原因

収縮を起していた腸腰筋、横隔膜、大胸筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、菱形筋は全て呼吸に関係した筋肉である、おそらく妊娠、出産で横隔膜が圧迫され、それに伴い先ほどの呼吸筋が収縮を起したものと思われる。さらに頚部の斜角筋、胸鎖乳突筋が収縮することで頚部の動脈が圧迫され脳幹、小脳、大脳への血流が低下し酸素不足を招き症状へとつながったものと思われる。
妊娠・出産時の正しい呼吸法を行うことで充分、防ぐことができた事例である。

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