施術例

デスクワークでつらい腰痛 32歳 男性

お悩みの症状

仕事はデスクワーク。仕事で椅子に座っていると10分ほどでズボンのベルト付近にが痛みが現れる。
通勤電車で30分ほど立っていると腰が痛くなり立っているのが辛くなる。

検査

中殿筋、腰方形筋、腸腰筋の筋力低下。
呼吸器系の低下。
指鼻検査、タンデムゲート、眼球運動などから右小脳の機能低下が認められる。

アプローチ

横隔膜、胸郭、腸腰筋を調整し呼吸改善。
右側脊柱筋の筋紡錘を刺激、右小脳に刺激を入力し活性化。
中殿筋のトリガーポイントを解除、施術終了後には痛みは50%ほどに軽減していた。
しかし2回目の来院時には痛みは元に戻っており検査の結果も前回と変わらず改善されていなかった。
3回目の来院時にも痛みは元に戻っており何の改善も無かった。
原因は別なところにあるものと思われ、問診をし直したところ3ヶ月前より健康の為にとサプリメントを摂取し始めた、その数11種類。
腰が痛み始めたのが2ヶ月前からだと言う。
摂取しているサプリメントを全て持ってきてもらい検査したところ、11種類の内9種類が陽性反応を示した。
患者さんにサプリメントの摂取を開始した時期と腰痛の時期が重なっている事、サプリメントのアレルギー検査が陽性反応である事などを説明し、試しにサプリメントを1週間飲まないで様子を見てもらうように説明。
しかし最初は中々理解していただけなかったが、半信半疑ながらサプリメントを止め1週間後来院。
腰の痛みは半減していたためサプリメントのアレルギーが腰痛の原因であるを理解していただけた。
呼吸系、右小脳に対する施術を行った後、サプリメントに対するアレルギー除去を行なう。
アレルギー除去を含めた3回の通院で痛みは全快した。

所見

ご本人もまだ信じられないと言う事であるが、サプリメントがアレルギー反応を引き起こし痛覚神経を活性化、結果腰部に痛みを発生させたものです。
サプリメントや磁気、チタンなどの健康食品、グッズがたくさん販売されています。
これらのサプリメント、グッズで痛みが楽になると言うのも事実です。
しかし個人々への影響、効果は、かなりの差があります。
そのものが合わずに返って悪影響を及ぼしてしまう事もまた事実です。
サプリメント、健康グッズは自分に適応したものを摂取すべきであり、そのためには筋神経反射テストで適正を検査する必要があります。

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