施術例

足が滑り踏ん張った後の腰痛 38歳 男性

お悩みの症状

職業:調理師。仕事中に足が滑り踏ん張った所、腰に痛みが走った。
しかし我慢できたので仕事を続けたが次第に痛みが強くなり動けなくなってしまった。
直立してもらうと痛みの為に回避姿勢をとり身体が曲がり急性側湾になっている。

検査

中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋、腹直筋、腹斜筋が極端な筋力低下。
横隔膜、腸腰筋、胸郭などの呼吸関連に反射反応があり。

アプローチ

背部の脊柱起立筋から弱い刺激を入れ神経を調整。
横隔膜、腸腰筋、胸郭にマニュピレーションを行い呼吸を改善。
腹直筋の筋神経反射が一番強かった為、腹直筋のトリガーポイントを解除したところ筋力低下を起していた中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋の筋力が全て回復。
4日後に再来院したときには身体はほぼ真直ぐになり痛みも50%以上改善。
口呼吸を鼻呼吸に変え、深吐呼吸法を指導。

所見

足元が滑り、踏ん張った時に腹筋が過収縮を起して背中の下部に痛みが現れたものです。
この方は普段から口呼吸が多く酸素不足の状態になっていたため筋肉が酸素不足状態になっていたため足を踏ん張るために力を入れたことで腹斜筋の強い収縮を招きました。
お尻の上から肩甲骨の下にかけてのいわゆる『腰部』の痛みはほとんどが、腹筋の収縮により真後ろの『腰』に痛みを現します。

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