施術例

肩こりと関係している頭痛 27歳 女性

肩こりがひどくなってくると首の痛みから頭痛になり、目の奥にも痛みがある。

検査

神経学的検査を行うと左大脳半球の機能低下。
眼球を動かす筋肉、上直筋、下直筋、内直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋それぞれが収縮状態、それらを動かす神経核も機能低下。
首の前の筋肉、胸鎖乳突筋・斜角筋群、腸腰筋などの呼吸に関係した筋肉のも収縮状態が観察される。

施術

脊柱筋の筋紡錘を刺激し左脳の活性化。
横隔膜、胸郭の調整。胸鎖乳突筋・斜角筋群、腸腰筋など呼吸筋群のトリガーポイントを解除し呼吸調整。
眼球運動を利用し脳幹を活性化。
頭蓋骨療法で硬膜と脳脊髄液を調整。
在宅ケアとして左脳活性化のための眼球運動と深吐呼吸法を指導。7回の通院で頭痛、肩こりは共解消。現在は月に一度のメンテナンスを継続中。

所見

肩こり頭痛の原因として考えられるのが、デスクワークでの長時間の座った姿勢が多いために横隔膜と胸郭を圧迫してしまい慢性的な呼吸不足に至り、首、頭を支える筋肉への酸素供給が低下しこれらの筋肉が筋力低下を起し肩こりになりました。
頭痛も酸素不足が原因です、最初に負担の大きい首、肩の筋肉が収縮し、この状態が進むと頭皮筋が収縮し頭痛に至ります。肩こりと頭痛はあくまでも結果であり、肩こりが頭痛を引き起こすことはありません。

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