施術例

足首の痛み 前足根管症候群 17歳 男性

お悩みの症状

高校の部活動で剣道をやっている。
1ヵ月ほど前から打ち込むときに踏み込んだり走ったりすると右足首甲の部分に痛みを感じるようになった、練習を続けているうちに痛みが段々強くなってきた。

検査

ブラインドスポット検査により右大脳の機能低下
横隔膜と胸郭の胸肋関節に可動制限
筋力検査では大臀筋、大腿四頭筋、ハムストリング筋群、前脛骨筋が低下

アプローチ

横隔膜と胸肋関節の可動性を改善し左脊髄小脳路を利用し刺激を入力、右大脳を活性化。
この時点で再度筋力検査を行うと大臀筋、大腿四頭筋、ハムストリング筋群の筋力が正常な状態になる。
筋力低下している前頸骨筋のトリガーポイントを解除、右足首の痛みは半減。
3回の施術で痛み消失。
鼻呼吸と深吐呼吸方を指導

所見

スポーツ特有の口呼吸により右下肢全体が酸素不足になり筋力低下を起す。
前頸骨筋は足首を背屈(屈曲)させる筋肉、この前脛骨筋の腱は足首のところで下伸筋支帯と言う靭帯のバンドで押さえられるように固定されている。
筋力低下をおこした前脛骨筋の腱に負荷が掛かり下伸筋支帯のところで腱鞘炎を誘発したものです。
腱鞘炎は筋肉が筋力低下を起すと腱に余計な力がかかることで発生する痛みです、従って腱鞘炎は腱の問題ではなく酸素の改善と筋肉の問題を解決しなければ痛みは解消しません。

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