staminaスタミナ
ラテン語が語源のようですが英語から来た外来語。
持久力、根気、精力と意味があるようです。
日本語では『体力』という意味でつかわれることが多い様な気がします。
それでは『体力』とは何か。
体力とはつまりエネルギーがたくさんある事。
動物や人間のエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)という物質。
ATPが筋肉を動かし、内臓や心臓を動かし脳を活動させる。
ATPが体の中で無くなってしまうと死んでしまいます。
ATPがいっぱいあると元気モリモリ、重いものだって軽々と持ち上げちゃう。
ATPはどうやって作られるのか。
ご飯や麺類パンなどの炭水化物を食べると、これを消化しグルコースなどの単糖類に分解して小腸から吸収し血液を使って全身に運びます。
そしてインスリンの力を借りて細胞の中に取り込まれます。
しかしここからが重要なポイント。
細胞の中で解糖という過程で2つのATPが作られますがここに酸素が加わるとエネルギーを作るシステムはミトコンドリアの中へと入って行きTCAサイクル(クエン酸回路)に組み込まれATPは38個作られます。
つまりミトコンドリアがエネルギーであるATP一生懸命たくさん作ってくれます。
ミトコンドリアはエネルギーを作るので体内のエネルギープラントと呼ばれます。
エネルギープラントであるミトコンドリアの数が多ければよりたくさんのエネルギーであるATPが生産されます。
スタミナがあるということはミトコンドリアの数が多いこととイコールの意味を示します。
ミトコンドリアがどれだけたくさん細胞の中にあり効率よくATPを産生できるかということが重要なことなのです。
ミトコンドリアの機能が十分でないと病気や痛み、花粉症、アレルギーなどたくさんの問題を引きここします。
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