院長のブログ

臨床家冥利

50代の女性、背中に激しい痛みが3日ほど前から現れた。
以前に帯状疱疹になった時の痛みに非常によく似ていたので午前中に内科を受診したが診察の結果は帯状疱疹では無かった。
診察が終わる頃には首にまで痛みが現れてきていたので、直ぐに外科を受診するように指示されたという。
しかし、外科には行かず、そのまま私の施術院に来られた。
患者さん曰く「外科に行ってもレントゲンを撮って湿布出されて痛みは変わらないから先生の所だったら何とかしてくれると思ったので外科に行かず来ちゃいました」との事。
これは臨床家としては何とも嬉しい限りである・・・が、大変なプレッシャー。
何とかなるかどうかは検査してみないと分からない。
結果的には右の外側翼突筋の収縮、つまり顎関節の問題が背中に痛みを起していた。
呼吸調整をし、頭蓋骨と顎関節を調整すると首から背中にかけての痛みは消えた。
確かにこの状態では背中のレントゲンを撮り痛い部分に湿布を張っても痛みは改善しなかったであろう。
保険の利く病院よりも保険の利かない私のところを選んで頂いたことに感謝し、これからも結果を出せるように精進しなければならないと痛感。

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