施術例

慢性の鼻炎で来られた幼稚園の年長さんの大きな変化

幼稚園の年長の女の子の治療経過を紹介します。
花粉やハウスダストで慢性鼻炎で悩んでいるが、強い薬などは使いたくないとのことで、当院にいらっしゃいました。
鼻炎の他にも、発達に少しご不安があり、ASDと診断されたとのことで、幼稚園と同時に療育にも通われているとのことでした。

CFP代謝療法の基本の治療からスタートさせていただき、糖代謝を整えてエネルギー産生を正常化していき、大量の糖質摂取による炎症を抑えて鼻炎の改善を目指し始めました。

当初、お子さんの食事内容は肉とごはんやパンを好んで食べ、しらす干し以外の魚や野菜は殆ど食べることが出来ない状態で食事に偏りがありました。

アレルギー症状を改善するには、代謝を整えるのと同時に食生活の改善も必須になってきます。お子さんの場合、食生活を変えようにも偏食が酷くて食べてほしい物が食べられないということも多いのです。

CFP代謝療法を4回くらいやった頃から同時に偏食改善プログラムや腸内細菌を適切な状態にするパーソナル腸活をやっていただきました。

偏食改善プログラムに取り組み調活を初めたところ、こちらの心配を良い意味で裏切ってくれました。
偏食改善に取り組んですぐに野菜を食べることが出来るようになり、『ママが作ったごはん美味しいね』。と好き嫌いなく食べるようになりましたとご報告いただきました。野菜を全く食べないと悩まれていたのがうそのような状態に変わられました。

さらに1か月が経過した頃から、便の状態もかなり良くなりました。

さらに1か月経過した3か月目を過ぎたころに、療育の先生や幼稚園の先生から、

『ここ1か月くらいで話をしっかり聞いて、支持を理解して、自分の中で考えてから行動できるようになっています。成長を感じます。』

と言われたとのこと。

私たちも変化を感じていましたが、療育の先生からみても最近のMちゃんの変化は成長を感じるものだったようです。

また、お子さんと同じように食生活を改善したママさんご自身も、長年の肌荒れで化粧水がしみて使えなかったのが、普通に使えるようになり食生活の大切さを実感しているとのことです。

お正月明けの今日は、さらなる嬉しい報告としてMちゃんがずっと使えなくて悩んでいたお箸を上手に使って魚を食べることが出来るようになったとのご報告をいただきました。

同時に、ママさんご自身はお正月の食生活の乱れで肌荒れがやや復活し、食事の大切さを感じていますとのこと。

基本の治療ラインも後1回で終わるこのタイミングで、当初の目的の鼻炎についてもかなり軽減してきています。これから来る花粉シーズンに備えてMちゃんに必要な治療項目を見極めて更なる改善を目指していきます。

鼻炎の改善と同時に複数の変化があったので治療経過として紹介させていただきました。

【ニューラルヒーリングの考察】

ブドウ糖が上手く活用できるようになったことで、エネルギー産生が必要なところで必要なだけ(脳でのエネルギー活用)できるようになってきたので、神経伝達が上手くいくようになり、様々な成長を促進できたのだと思われます。

また、食事改善や腸活をしたことで、体内での慢性炎症がおさまりつつあるので、鼻炎についてもかなり落ち着いていると思われます。

※パーソナル腸活については腸内細菌のDNA検査を受けていただくことで、その方に合った食事改善をご提案しています。

偏食があり腸活に取り組めない場合は偏食改善をすることで必要なものを食べ、不要なものを食べ過ぎないことが出来るようになります。

お子さんが食べたがらないものに関しては、ただの偏食なのかアレルギーなどにより食べられないのかを見極める必要も重要です。

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