鈴木のり子のブログ

脱ステを成功させるには、炎症を起こしやすい物に気を付けること その1

炎症物質の1つ目がヒスタミンです、これを含む食品に気を付けましょう。

炎症とは、外的要因または内的要因があり、

急性、慢性とあります。

アトピー性皮膚炎は内的因子のアレルギーや代謝障害が原因の1つです。

主な症状は

1 発赤(赤くなる)

2 腫脹(腫れあがる)

3 発熱(局所の熱感)

4 疼痛(圧迫されたような痛み)

じゅくじゅくタイプのアトピー性皮膚炎で感じる炎症は主に2の腫脹(しゅちょう)が多いと思います。

腫脹とは、組織や器官の一部に血液成分が溜まって腫れることです。水分が溜まって腫れる浮腫とは区別されます。損傷組織や肥満細胞からヒスタミンなどの炎症物質あるいは血管作動物質といわれる物質が放出され、これらが毛細血管の透過性を亢進させます。そのため血流が増大しますが、加えて、血管内の物質も組織液に流出するため、腫脹が生じます。物質の移動が活性化され、損傷の治癒が促されます。

炎症は組織の損傷の治癒のために起こりますが慢性炎症の場合はヒスタミンなどの炎症物質が体内で正常に処理されていない状態です。

体内で作られるヒスタミンを減らすことと同時にヒスタミンを多く含む食品をたくさん食べないようにすることも重要です。

かゆみ、むくみ、蕁麻疹を起こすヒスタミンを含む仮性アレルゲンは以下の通りです。

チーズ トマト ナス ほうれん草 タケノコ えのきだけ 里芋 蕎麦 トウモロコシ 馬肉 牛肉 赤身魚及びその加工品など

ヒスタミン中毒と呼ばれる急性蕁麻疹は、ヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの赤身魚及びその加工品が主な原因食品として報告されています。

特にサバの干物などは蕁麻疹の原因になりやすいです。

食品からの大量のヒスタミン摂取は、体内合成ヒスタミンと同様の働きをするため、炎症を起こしやすくなります。特に慢性炎症が出ている場合は反応が出やすいのでお気を付けください。

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