お悩みの症状
ハンドボールの練習中ボールを投げる時に肘の内側、内側上顆に痛み、いわゆる野球肘。
検査
長掌筋、総指屈筋などの内側上顆より始まり手首や指を屈曲させる筋群が筋力低下を起している。
アプローチ
尺骨頭に刺激を与え、長掌筋、総指屈筋に筋を緩めるためにファーストストレッチを行い、数箇所のトリガーポイントを解除。
筋力低下を起していた長掌筋、総指屈筋の筋力は正常値を示す。
キネシオテープで筋紡錘からのⅠa線維の発火を補う。
施術4回でボールを投げても痛みは出なくなった。
所見
肘の内側上顆に痛みの現れる『野球肘』は手首を屈曲させる投擲競技や手首の屈曲を繰り返す作業などを行う人に多く現れる症状です。
手首の屈曲を繰り返すことで長掌筋、総指屈筋が収縮を繰り返し、付着している肘にの内側上顆に負担がかかり炎症を起こして痛みを発症します。
しかし原因は痛みの出ている内側上顆ではなく、収縮を起した筋肉にあります。
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