鈴木のり子のブログ

【カンジダ菌のチェックリスト、やってみませんか?】

前回に引き続き、腸カビ(カンジダ菌)のお話です。

病気や疲労など免疫力が低下する状態や食生活の乱れでカンジダ菌が増殖すると前回のブログでお書きしました。

腸カビが繁殖してしまうと、リーキーガット症候群になる可能性があるので、カンジダ菌が増えすぎないような注意点も書きました。

今回はチェックリストを使って、実際にどの程度カンジダ菌の影響が出ているかを見てみましょう。

カンジダ菌は、健康な人の皮膚、口の中、消化管などに存在する常在菌です。

いるかいないかで言えば、誰にでもいるものですが、異常増殖していないかをチェックしてみましょう。

腸内細菌の中で日和見菌であるカンジダ菌が異常増殖しているとき、カンジダ菌は悪玉菌のように働きます。

小腸粘膜の状態を悪化させて、免疫を下げてしまいます。

腸に炎症が腸で起こると、腸はその役割を果たせず、また腸壁が荒れてしまうので、リーキーガット(腸もれ)を引き起こし、炎症は全身に波及します。

そしてこれらの腸カビや悪玉菌は、解毒機能低下させ、神経系に影響を与え、エネルギーを奪い、多くの不調や病気の原因となっています。

リーキーガットが起こると、乳製品や小麦製品などの未消化のタンパク質がアレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎や脳の神経伝達物質への影響が出てきます。

逆に、小麦製品や乳製品の食べ過ぎから炎症が起きてリーキーガットになる場合もありますので、いずれにしても小麦製品 乳製品 砂糖の食べ過ぎは禁物です。

【カンジダ菌のチェックリスト】

カンジダ菌のチェックでは、ご自身の症状や食習慣と照らし合わせて、腸カビがどのくらいいるのかの可能性を見ていきます。

A

□1. 便秘(毎日排便がない、コロコロ便)または下痢をよくする

□2.  お腹にガスがたまっている感じがする、張りがある、または、腹部を押すと痛いところがある

□3.  消化不良を起こしやすい、または、おならや便が臭い

□4.  花粉症、アトピー、鼻炎、喘息などアレルギーがある

□5.  抗生剤を続けて5日以上服用したことがある

Aの合計   個

B

□6. 甘いものが止められない

□7.  パン、うどん、ラーメン、パスタ、など小麦系の炭水化物が大好き

□8.  体重が増えた、またはダイエットしても体重が減りにく

□9.  食後の強い眠気に襲われる

□10.  パニックを起こすことがある

Bの合計

C

□11. 集中力が続かなくなった、飽きっぽい

□12.  イライラしやすい、すぐカッとなる、または不安感に襲われる

□13.  夜眠れない、眠りが浅い、悪夢をよく見るなどの症状がある

□14.  1日寝ても疲労が取れない、疲れやすい、または風邪を引きやすい

□15.  ストレスが多い、急にやる気がなくなる

Cの合計

D

□16. 虫歯が多い

□17.  歯周病または口臭がある

□18.  銀歯(いぶした感じの色)が入っている、または、入っていた

□19.  舌が白っぽい

□20.  口内炎や口角炎ができやす

Dの合計   個

E

□21. デパートの1Fや香水の匂いが苦手

□22. 原因不明の湿疹が出る

□23. コンビニ食やファーストフードが多い

□24. 缶詰に入ったものをよく食べる

□25. ワインや日本酒が苦手

Eの合計   個

1)1~25の項目のうち、いくつ✔がついたか数えて下さい。

合計   個

1)診断結果

✔の数

0〜2個  腸カビの確率 20%以下

食生活には気をつけ、今後も腸に優しい生活を続けましょう。

3〜5個  腸カビの確率20〜40%

隠れ腸カビ。腸内フローラが乱れている可能性が高く、

油断するとカビの勢いが増します。今のうちに手を打っておきましょう。

6〜9個  腸カビの確率40〜70%

腸カビ黄色信号。生活習慣を見直しましょう。

善玉菌も少なくなっています。腸内環境改善対策が必要です。

10〜14個   腸カビの確率70~80%

腸カビ赤信号。カビの他、バクテリアなど悪玉菌も繁殖している可能性

があります。腸内フローラの改善、腸カビの対策が今すぐ必要です。

15個以上  腸カビの確率80%以上

腸内環境が破綻している可能性があります。

一刻も早く対策をとる必要があります。

2)✔が一番多かったのはA〜Eのうちどれでしょうか?

A  B  C  D  E

Aが一番多かった人:胃腸型

Bが一番多かった人:血糖値変動型

Cが一番多かった人:ホルモン・疲労型

Dが一番多かった人:口腔内型

Eが一番多かった人:有害物質蓄積型

A~Eでは主だった原因が違うので少しアプローチは変わりますが、小麦製品 乳製品 砂糖の食べ過ぎないようにすることは必須になります。

腸カンジダやリーキーガット症候群を良くするには、

食事療法、カンジダ菌除菌、代謝の施術などがあります。

個別に腸カビの状態や、自分にあった対処法や原因が知りたい方、まずは話を聞いてみたい方、電話またはメールにて個別カウンセリングのご予約をお取りください。

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