頭痛、生理痛、冷え性ここにめまいが加わると女性生理に関係する4大症状です。
頭痛
頭全体が締め付けられるように痛い、または部分的に痛む一般的に片頭痛と言われる『緊張性頭痛』と脈拍に合わせてズキズキと痛む『拍動性頭痛』の2種類があり、緊張性頭痛と拍動性頭痛では発生原因が異なります。
生理痛
受精ができなかった場合、子宮内壁(子宮内膜)が脱落、剥がれ落ち出血します。そして、子宮内膜が剥がれ落ちますので子宮内部は皮膚が剥けたようになり、傷がつきます。傷ついた子宮内膜からは切り傷と同じように痛みの信号が脳に伝わり生理痛として認識されます。
内臓は痛みを感じにくいと言う特性があり、子宮もあまり痛みを感じませんが関連痛として腰やお腹の痛みとして感知します。
人間は本来、痛みを和らげる疼痛抑制機能が備わっていますがこの機能が低下していると生理のときの子宮内膜からの痛みの信号を抑制できず『生理痛』が発生してしまいます。
冷え性
冷え性は熱を発生する機能もしくは熱を運搬する機能の問題です。体熱の生成は筋肉や内臓で行われます。この機能がうまく働かないのは、内臓や筋肉での熱を作るためのエネルギーの不足もしくは発生機能に問題があると思われます。
体内の熱を運搬するのは血液の役割です。血管は自律神経の交感神経支配を受けています。自律神経の状態で熱を運搬する血液及び血管の機能が大きく左右されます。
実は、女性特有の4大症状の原因の多くは共通しています
身体が冷えることにより血流が悪くなります。血流は酸素と栄養(グルコース)を体中に供給しています。
酸素は神経系が正常に働くために必要不可欠なものです。
酸素が不足すると神経系の機能が低下しますが特に痛みを伝える神経は酸素不足に弱く痛みを感じやすくなります。
酸素不足が長期に続くと生理痛や頭痛になります。
酸素不足の原因はいろいろと考えられます。原因を探り解消することが改善へ第一歩です。