女性の多くが手足の冷えを自覚しています。身体の熱は内臓や筋肉で生産されます。熱のほとんどは血流により運搬され身体の末梢各部に届けられます。血流が低下すると熱が運ばれず冷えを感じます。

血液の流れを良くしてあげれば冷え性は良くなります。「それはどのようにして?」

適度な運動、お風呂にゆっくり入る、それも大変重要なことですが、根本的な改善にはなりません。血液の流れをコントロールしているのは自律神経系です。交感神経が優位になると血管は収縮し血流が低下します。副交感神経が正常に働くと血管が広がり血液の流れが良くなります。

交感神経が優位になる原因のひとつとして、酸素不足があります。

呼吸が低下し身体が酸素不足になると交感神経が優位になり血管が収縮し血流が低下することで熱の運搬量が減ります。この時、末梢の血管も交感神経の働きにより、収縮しているので、手足は冷たくなります。呼吸改善、中枢神経の調整、などをおこなうことで自律神経系の調整を図り冷え症を改善します。

冷え性の症例はこちら