アトピー性皮膚炎ではスキンケア、特に保湿が大切です。
とよく言われますね。
カサカサ肌のアトピーは保湿剤は必須です。
バリア機能が下がった肌を保護する目的で肌に合ったものを見つけて使いましょう。
肌に合わない保湿剤を使うと逆に悪化することもあるので、最初に使用するときは狭い範囲で少量で試してみることをお勧めします。
私どもでは、身体にあっている、あっていないを検査することが出来ますので、心配であればお持ちいただくと良いです。
身体の外側からの保湿は、保護の役割が一番大きいのですが、成分によっては炎症を抑える効果も期待できたりします。
●肌からの水分の蒸散を防ぐための保護のために使うワセリンなどの保護剤
●角質層をやわらかくする、尿素入りの保湿剤
●保水力を高めるグリセリン、ヒアルロン酸やコンドロイチンの入った保湿剤
●抗炎症作用や細胞賦活作用があるアラントインが入った保湿剤
身体にあった状態でバランスよく配合されているものが見つかると、保湿だけでもかなり痒みがおさえられて、かさつきもおさまります。
患部を掻いて刺激すると痒みが強くなり、掻いてしまうと傷が広がります。
乾燥すると痒みが出ますので、肌を乾燥させないことが大切です。
肌のケアは、外側からだけでなく、内側からのケアも重要です。
肌バリア機能を高め、乾燥を防ぐには、肌の『セラミド』を増やすことが効果的です。
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