腰痛症に対する椎間板ヘルニアの割合はかなり低いと言えます。
MRIなどの画像診断で椎間板が変形しているのが確認できても、椎間板膨隆と言ってヘルニアの手前の段階の場合がほとんどです。この段階は椎間板の線維輪が断裂を起こし、痛みを引き起こしています。神経調整、酸素調整を行うことで痛みは充分抑制できます。

ギックリ腰

ギックリ腰は症状が発生した時に腰の辺りが『ぎくっ』という感じがして痛みや力が抜けてしまう為になずけられた症状名です。
原因としては椎間板の繊維輪の損傷(椎間板膨隆)、筋収縮
臀部、腰部の筋肉が軽く動かしただけで急激に収縮、痙攣を起こし強烈な痛みになります。
スパズム(痙攣)を起こしている筋肉の機能を回復させるのは勿論ですが、スパズムを起こす元となった酸素不足を改善しないと何度も繰り返す事になります。
重い、だるい、なども痛みになる前兆であり、酸素が不足し始めたと身体が訴えるサインです。
女性の場合は子宮、卵巣、子宮間膜など内生殖器の問題から腰痛が引き起こされることもあります。当施術室ではこれらの問題も、きちんと検査を行い改善していきます

梨状筋症候群

坐骨神経痛と症状が非常に似ていて、時として坐骨神経痛と診断される事が多い
坐骨神経痛の特徴は臀部には痛みは無く、足の付け根より放散痛、シビレが発生する。
これに対して梨状筋症候群は臀部から太腿、ふくらはぎまで痛みシビレなどの放散痛が達するのが特徴。
総腓骨神経と脛骨神経とが合わさり坐骨神経を形成します。坐骨神経は臀部で梨状筋と双子筋の間を走行しているで梨状筋が何らかの原因で緊張・収縮を起こすと坐骨神経が絞扼圧迫され臀部と下肢に放散痛が発現します。
梨状筋の機能回復はもちろん、そこに至った原因を取り除く事が大切です。
早めのケアと原因追求で改善されます。

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