前回、アレルギーのアレルギー反応を軽減する、探査脂肪酸の1種、腸内細菌で
腸内細菌の働きは色々と研究されて解明されていることが増えています。
その他にも、日本人の腸の中でも主要な種類である「プレボテラ属 コプリ菌(Prevottella copri)」という菌があります。
これは、2007年に日本人の便から発見されている菌ですが、あまり知られていないと思います。
実は、この菌は日和見菌であり、腸内環境の状態でよくも悪くもなるといわれています。
このコプリ菌は、腸内にたくさんいると体によくない、または体の不調のサインとする研究と逆によいとする報告もあります。
【良くないという研究結果】
関節リウマチや血糖値と関連がある
2016 年に「Nature」誌に発表された研究によると、
検体数が、それほど多いわけではないので、断定はできないのですが、インスリン抵抗性がある人では、腸内細菌に特徴的な変化が生じていることがわかり、具体的にはコプリ菌とバクテロイデス・ブルガトゥス菌が増えていたそうです。
インスリン抵抗性とは、体内でインスリンの働きが悪くなっている状態のことです。
【良いという研究結果】
逆に、食物繊維を食べることで血糖値を改善するためにはコプリ菌の力が必要であると報告されています。食物繊維を食べて血糖値が改善したヒトの腸内において、コプリ菌を多く発見できたそうです。 コプリ菌は食物繊維を食べている人の腸内に多く存在することがわかっており、もしかすると血糖値が改善したヒトはもともと食物繊維の多い食事をしていたのかもしれません。
いずれも血糖値に関する研究ですが、私の感覚ではコプリ菌が、極端に多い子どもはアトピーの状態が酷いという感じがしています。
コプリ菌がいると不溶性の食物繊維の消化が得意なので、玄米や雑穀米を含む穀類や根菜類をたくさん食べるとコプリ菌が増えやすくなります。
逆にコプリ菌がいない人が、玄米などを食べ過ぎると、腹部の膨満感や胃もたれのような感覚が出ることもあります。
実際に検査しないと、ハッキリしたことはわかりませんが、食物繊維のバランスも意識していくと良いです。
なんか不調がある方は、菌のバランスが良くないかもしれません。
腸内環境バランスは、食べ物(菌の餌)によってフローラが変わってきますので、検査をして、ご自身の菌のパターンをしってから、食事などを変えていくと無駄なく腸活でできます。
腸内細菌検査を希望される方は、当院でも取り扱っておりますので、ご相談ください。
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